メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.171
2012.3.27

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CONTENTS

01. 中央銀行、銀行5行に対し貸付金利引き下げを要求
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
     特集（2012年3月19日～2012年3月25日）
03. 噂のうわさ話
   　IJC（技術インフラ開発）
04. サイゴン・街角風景　　
　 com la dua / 瓜の葉ご飯
　　
01.   中央銀行、銀行5行に対し貸付金利引き下げを要求

ベトナム国家銀行(中央銀行)は22日、政府が株式50％以上を保有する
国営銀行と株式商業銀行に対して、◇コスト削減、◇貸付金利引き下げ、
◇経営効果の向上を求める文書第1656号/NHNN-TCKTを発行した。
22日付ベトストックが報じた。

対象銀行は、◇アグリバンク、◇ベトインバンク[CTG]、◇ベトコムバンク[VCB]、
◇ベトナム投資開発銀行（BIDV）、◇メコンデルタ地方住宅開発商業銀行（MHB）の5行。

また、同5行は中央銀行と財政省に対して、4月10日までにコスト削減及び
経営効果の向上に向けた具体的な方案を提出し、年末には義務付けられた
方策の進捗結果を報告しなければならない。

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（2012年3月19日～2012年3月25日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位
ビナミルク、2011年の現金配当を上方修正
[ 2012/03/24 12:01JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/120324115403.html

ビナミルク[VNM]は23日に開催された定時株主総会で、
2011年の現金配当の上方修正を承認した。詳細は次の通り。
23日付カフェエフが報じた。

・2011年の現金配当：30％→40％
＋支払済：20％(2000ドン/株、支払日：2011年9月30日)
＋未支払：20％(2000ドン/株、支払予定時期：2012年内)

また、年初2か月の売上高及び利益の成長率は
それぞれ30％、22％だった。オフピーク時のため、
乳製品の消費需要が減少しているものの、
同社の年初2か月業績は比較的好調だったと言える。

現在の売上高構成は、◇液体ミルク：40％、
◇ヨーグルト：30％、◇粉ミルク：20％、◇その他：10％。

2 位
CSM、第1四半期利益見込みは年間計画の151.26％を達成
[2012/03/22 19:11 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/120322065529.html

カスミナタイヤ[CSM]は2012年年初2か月業績及び
第1四半期業績見込みを発表した。22日付ベトストックが報じた。

＜2012年年初2か月業績及び第1四半期業績見込み＞

項目	年初2か月業績	第1四半期業績見込み	年間計画達成率	前年同期比
売上高	4304億7000万ドン (約17億2900万円)	6804億7000万ドン (約27億3300万円)	84.27%	2.59％増
利益	283億8000万ドン (約1億1400万円)	453億8000万ドン (約1億8200万円)	151.26%	3.78倍増

なお、現時点で年初6か月の生産活動向けの原材料を確保している。

3 位
カンボジア、2月のインフレ率は前年同月比＋5.4％
[2012/03/20 17:31 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/cambodia/120320041115.html

カンボジア計画省傘下の統計局（National Institute of Statistics＝NIS）は、
2月のインフレ率は前年同月比+5.4％の上昇となったと発表した。
16日付プノンペンポストが報じた。

商業省の統計によると、ガソリン価格は1リットル当たり1.44ドル(約120円)で、
前年末時点に比べ+8.3％の急上昇を見せた。

キアット・チョン(Keat Chhon)経済財政大臣は、消費者に対し、
価格が緩むまでガソリン消費を控えるよう呼び掛けた。

03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
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ベトナム現地投資家のうわさ話・IJC（技術インフラ開発）の巻！

(2012年3月27日発行ベトナム株通信第1617号)
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■IJC（技術インフラ開発）■

＜2011年業績＞

・売上高：1兆3206億ドン（約53億4700万円、前年比+275％増）
＋道路通行料徴収による売上高：1489億ドン（約6億0300万円）
＋不動産事業による売上高：1兆1633億ドン（約47億円）

・売上原価：8166億ドン（約33億円、前年比+600％増）
・売上総利益：5039億ドン（約20億4000万円、前年比+115％増）
・売上総利益率（GPM）：38％

・税引後利益：3139億ドン（約12億7100万円、前年比+48％増）
・売上純利益率（NPM）：24％

・1株利益（EPS）：1145ドン
・株価収益率（PER）：9.51倍
・株価純資産倍率（PBR）：0.75倍

当社は昨年、資本金を5480億ドン（約22億円）から2兆7410億ドン（約110億円）へと
5倍にする大型増資を行った。不動産事業に注力したことで売上高と利益が
前年比大きく増加したが、まだ資本金規模に見合うだけの業績を達成していないと
言わざるを得ない。2011年のEPSは僅か1145ドン程度、また、後出する2012年の
EPSも1404ドンに留まる見込みである。

当社は好業績とは言えないが、不動産市場の長期低迷が続き、多くの不動産会社が
多額の赤字を計上している中で黒字を計上したことは一定の評価が出来るだろう。

＜2012年業績見通し＞

・売上高：1兆8240億ドン（約73億8500万円、前年比+38％増）
＋道路費徴収による売上高：1800億ドン（約7億2800万円）
＋不動産事業による売上高：1兆6440億ドン（約66億円）
・税引後利益：3850億ドン（約15億5900万円、前年比+23％増）
・EPS：1404ドン
・PER：7.76倍
・PBR：0.91倍

当社はホーチミン市とビンズオン省、ビンフオック省、南中部高原地方を
結ぶ国道13号の道路通行料徴収所2か所を運営している。道路通行料が
2012年初頭から+10～50％引き上げられたため、同事業による
売上高も増加する見通しである。

不動産事業では、2012年にIJCアロマ、サンフラワー、グリーンリバー、
IJC商店街、ドンドー都市区の5案件を中心に展開する予定。
これら案件の全てはビンズオン省に位置している。

同省での不動産価格が割安な水準にあるため、ハノイ市やホーチミン市などの
投資家の間でかなり好まれており、成約率はかなり高い。しかし、居住目的が少なく
投資目的が圧倒的に多いため、入居率が非常に低い水準に留まっているのが現状である。

不動産市場が長期に亘り低迷を続けている中で、短期的な見通しとしては売上高が
大きく伸びる可能性は高くない。しかし、ビンズオン省はインフラ開発のスピードが
速くホーチミン市からも近いため、南部の不動産市場が回復すれば同省の不動産案件が
大いに盛り上がるに違いないだろう。

EPSが低い水準に留まっているが、理論株価が1万4000ドンと時価を+20％上回っている。
当社の事業基盤はしっかりしており、ビンズオン省トップクラスの不動産会社として
知られていることから見ても、長期保有を想定する投資家にとって推奨銘柄と言える。

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04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「com la dua / 瓜の葉ご飯」です。

この紫色は自然の色。
もち米でも紫色したものがよく街角でも売られていますが天然の紫色です。

ただ、このような葉にくるんで蒸し上げた紫ご飯はベトナム人達にも
普段馴染みがないようです。法事帰りの方に頂いたので
精進料理の一種なのかもしれません。

ぎょっとしてしまいますが身体に毒はありません！
肝心の味は・・紫色が余りにも衝撃的でよく覚えていません・・。

それでもお茶碗2杯は頂きましたので、まあ美味しかった・・のかな。

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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